【厳選】トクホは意味ない?ダイエットに効果ある飲み物
ダイエットに効果ある飲み物
食事の飲み物はどうやって決めていますか?
食べ物に対しては気を遣っているのに、
飲み物に対しては何もしていないのではないでしょうか。
ただそのときに飲みたいものを飲む。
これはいいことでしょう。
しかしダイエットするなら飲み物にも気を遣うと効果が何倍にもなりますよ。
具体例をいくつか紹介します。
炭酸水が与える影響
このような論文があります。
飲料に加えた炭酸が女子大学生の消化管機能や味覚に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sswc/20/0/20_KJ00010252506/_pdf/-char/ja
内容
炭酸水が消化器官や味覚にどんな影響を与えるのか。
結果
炭酸水は消化器官に大きく影響します。
炭酸は甘みを抑える効果がある。
つまり、甘い炭酸水は必要以上に糖分が含まれています。
しかし、炭酸の甘み抑制効果は塩分を加えると弱くなります。
少し甘めの炭酸を飲みながら塩分あるものを食べるのもアリでしょう。
ポテトチップス食べながら炭酸水を飲むとより甘さを感じるのはこれが影響しています。
また炭酸ガスは、最終的に肺から呼出される老廃物とも言える。
しかし炭酸ガスは一方で体内の酸塩基平衡や神経伝達に関わるなど幅広い生理機能と深く関わっています。
要は健康にも関わっているのです。
まとめ
・炭酸水は多くの糖分が含まれている
・塩分を摂れば、甘さが引き立つ
・炭酸ガスは体内機能と繋がっている
これらから言えるのは、頻繁に飲むことはあまりおすすめしません。
多くても一日500mlと言ったところかと思います。
緑茶の影響
このような論文があります。
各種茶飲料の摂取が若年健常女性の食後血糖値に及ぼす影響の検討
内容
各茶飲料の摂取が食後の血糖値をどれだけ変えるかを検証。
食後の血糖値上昇を緑茶・紅茶・ルイボス茶・グァバ葉茶(トクホ)と水を比較しました。
食事時に水を摂取したときの血糖値上昇を100としました。
結果
緑茶と紅茶は120:水より血糖値上昇を抑えない
ルイボス茶は95:水と同じ
グァバ茶は82:水よりは血糖値を抑える
以上のようなことが分かりました。
でもネットやCMでは緑茶が血糖値を抑えると言われていますよね。
昔の研究でも緑茶や紅茶で血糖値が抑えれることが証明されています。
しかし、これにはカラクリがあります。
緑茶が痩せるカラクリ
必要な量は
緑茶:カテキン500mg必要
紅茶:紅茶抽出物1560mg必要
この研究に使われている緑茶と紅茶のカテキンの量は市販の5倍あるのです。
普通にスーパーで売っているものを飲んでも意味がありません。
またルイボス茶も同様に血糖値抑制の効果が証明されていますが、糖尿病患者の方に朝食と夕食後に飲んでもらっています。
そうではない方にはほぼ効果なしです。
まとめ
高血糖でもない若い女性や男性が飲んでもトクホはあまり意味がないです。
ダイエット目的で利用できる可能性は低いでしょう。
しいて言うなら、水を飲んだほうが経済的にも健康的にもいいでしょう。
野菜ジュースの影響
このような論文があります。
NAFLDおける緑色野菜ジュースの飲用効果
https://core.ac.uk/download/pdf/51452783.pdf
内容
非アルコール脂肪肝(NAFLD)の人に野菜ジュースを飲んでもらった
結果
NAFLD における緑色野菜ジュースの飲用が摂取エネルギーを増やすことなくビタミンC の摂取量を増大させ、特に肥満度が軽度(BMI < 30)のNAFLD 患者では脂肪代謝を改善させ、肝機能を改善させる可能性がある。
まとめ
野菜ジュースは病気の方には影響がある。
健康人にはビタミンC摂取ジュースみたいなところがある。
もちろん野菜を摂る目的にビタミンC摂取も含まれているため、野菜を食べれないときは飲んだ方が良いです。
最後に
スーパーで売っているものでこれを飲んだらやせるというものは少ない。
トクホ自体も何かの病気を患っている人には有効だが、ダイエット目的にはおすすめしません。
カテキンが多い緑茶や紅茶は効果があると思います。
ただ飲み物だけでは痩せないので、運動も欠かさずに行いましょう。