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低カロリー唐揚げが食べられる!凍り豆腐を使った痩せるレシピ

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凍り豆腐

皆さん、凍り豆腐をご存知でしょうか。

あまりなじみのない言葉だと思います。

 

凍り豆腐とは名の通り凍らせた豆腐です。

実は豆腐を一度凍らせると、とても健康に良く、ダイエットにも効果的になります。

 

特に皆さんが大好きな唐揚げをヘルシーに作り上げることも可能になります。

 

今回は凍り豆腐の効果、作り方、レシピを紹介したいと思います。

 

以下の論文を参考にしています。

凍り豆腐の脂質代謝・糖質代謝改善効果とそのメカニズム

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/65/10/65_488/_pdf/-char/ja

 

凍り豆腐とは

豆腐を凍結・低温熟成後に乾燥して作られる日本の伝統食品の1つです。

元々、凍り豆腐が健康に良い事は、大豆を原料としていることもあり漠然と信じられてきました。

より科学的に凍り豆腐の健康機能性についての研究が進み、新たな事実や原料である大豆や普通の豆腐と比較して何が異なっているのか明らかになりつつあります。

 

このような実験をしました。

実験内容

「凍り豆腐摂取による血中コレステロール調節作用」

Fujii らは実験対象の6 名について

肉中心の食事を摂取する期間と凍り豆腐を含む食品を摂取する期間を設けた試験を報告している。

 

結果

凍り豆腐を含む食品を摂取した側の血中コレステロールの上昇率が下がっています。

この結果から凍り豆腐が、いかにダイエットに効果的かを示す結果になっています。

 

凍り豆腐のダイエット効果 

コレステロールを下げる

胆汁酸は脂肪分解を助けます。

コレステロールを原料に胆汁酸が作られます。

しかし、コレステロールはそこまでいらない時代になります。

 

大豆たんぱく質は不消化分が出ます。この部分がコレステロール調整作用を持ちます。

すなわち胆汁酸とこの不消化性のたんぱく質と結合することで、胆汁酸が減り、コレステロールが減ります。

 

血中中性脂肪調整作用

凍りハンバーグを摂取した時は普通のハンバーグに比べて、中性脂肪値の上昇が抑えられます。

凍り豆腐が消化管内において脂質と吸着し、吸収を穏やかにします。

そして体内の脂質合成にも影響します。

 

脂質代謝改善

肉中心食期に上昇したコレステロールが凍り豆腐中心の食事を約1 か月間続けることで、元の値近くに低下することを示しました。

時間や量を定めていなくてもこのような結果になったことから脂質代謝改善効果があることが分かりました。

 

なぜやせるのか

凍り豆腐製造工程において,原料豆腐を圧搾する工程、凍結工程、低温熟成工程において顕著に不消化分のたんぱく質(HMF)の増加が確認されました。

 

原料豆腐を圧搾する工程

凍り豆腐の原料豆腐は強い圧搾によって製造されることにより、その力によってHMF が形成されている事が示唆された。

 

凍結工程、低温熟成工程

凍結工程は−9℃による緩慢凍結であり、さらに−2℃にて3 週間程度の低温熟成が施されます。

緩慢凍結によって大きな氷結晶が生成し、低温熟成によってさらに成長することが考えられます。

つまり、豆腐中のタンパク質はいわゆる凍結濃縮によってタンパク質同士の結合が促され、消化されにくいHMFが増加することが考えらます。 

 

基本的な凍り豆腐の作り方

凍り豆腐は木綿豆腐でできます。

 

①1晩置く

 凍り豆腐は購入時のパックのまま、1晩以上冷凍して、食べたいときに解凍します。

 

②解凍は電子レンジ

食べる分の凍り豆腐を電子レンジ600wで5分温めて解凍します。

電子レンジがない場合、使用したくないときには、常温に1晩以上放置して解凍します。

 

③水分をしぼる

解凍した凍り豆腐をパックから取り出して、豆腐の上下を手のひらで挟んで少しずつ力を加え、水分を絞ります。

 

豆腐の厚みが1/3程度になったら完成です。

塩やしょうゆであっさりとそのまま食べても大丈夫です。

 

残った分も24時間以内に食べ切りましょう。

腐ってしまいます。

 

高野豆腐も凍り豆腐の一種

昔からある高野豆腐も、実は凍り豆腐の一種。

高野豆腐は、冬の凍てつくような外気に数日さらして冷凍、解凍を繰り返して水分が抜かれ、スポンジ状になったものです。

 

凍り豆腐を作るのが面倒な人は高野豆腐を代わりに使えます。

  

凍り豆腐料理 

凍り豆腐からあげ 

 

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https://style-recipe.net/lowcalorie/touhukara.html

  1. 豆腐はパックの水を捨てラップに包むか、ジップロックに入れて冷凍する。
  2. 1を冷蔵庫で解凍 or 自然解凍し、一口大にちぎって水分をしっかりしぼる
  3. 2を〇で下味をつけ片栗粉をまぶす
  4. 180℃の油でさっと揚げる

 

材料

2人分

木綿豆腐

1丁

〇酒

大さじ1

〇しょうゆ

大さじ2

〇しょうがすりおろし

小さじ1

〇にんにくすりおろし

少々

片栗粉

大さじ3

 

1人あたり約182Kcal

市販のから揚げ粉を、しっかりと水気を切った凍り豆腐をカットしたものにまぶせば、簡単においしいから揚げができあがります。

 

醤油や塩コショウなど通常のから揚げのように味付けしても大丈夫です。

肉ではないのでサッと揚げるだけでOKです。さっと揚げた分だけしか油がないのでヘルシーです。

揚げる時間が長いと豆腐が油を多く吸ってしまいます。

  

凍り豆腐でつくる豚風生姜焼きの作り方

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https://style-recipe.net/lowcalorie/touhukara.html

  1. 凍り豆腐は、解凍して8等分ほどの薄切りにする
  2. 片栗粉をまぶし、玉ねぎを薄切りにします
  3. フライパンに油をひいて熱し、凍り豆腐を入れて、ほどよく色味がつくように両面焼きます
  4. 薄切りにした玉ねぎ、タレの材料をフライパンに入れて、玉ねぎがしんなりして汁が全体に絡むまで炒めたら出来上がりです

 

材料

2人分

凍り豆腐

1丁

玉ねぎ

1/2個

醤油

大さじ1

しょうがすりおろし

1片分

みりん

大さじ1

お酒

大さじ2

 

ここでは一切お肉を使用せずに、お肉の代わりとして凍り豆腐を使用します 。

消化のよい良質なたんぱく質を摂りながらも、脂質を抑え、カロリーを抑えられるのでダイエットに最適です。

 

まとめ

凍り豆腐は低カロリーでたんぱく質豊富です。

ダイエットをしている方には是非食べてほしいです。

すぐに痩せますよ。