外で歩いたり走くのは逆効果!体の歪みを改善して痩せる方法
体 歪み
体の歪みで太ることがあります。
正しい姿勢に戻しましょう。
体の歪みの種類
体の歪みとは骨盤の歪みです。骨盤は身体全体を支えているものですので、骨盤が歪んでいると、体全体が歪んでくるのです。
体の歪みには種類があり、それぞれに原因がありますので、その種類と原因を見ていきましょう。
骨盤が前傾している歪み
反り腰とも言われます。
このタイプの体の歪みは、胸を張り過ぎていたり、お尻を出っ張らせて歩くような人に多く見られます。
骨盤が後傾している歪み
骨盤が後傾、つまり後ろに傾いている歪みです。このタイプの体の歪みは、猫背が原因であることが多いです。
背中を丸めるためには、骨盤が後ろに傾く必要があり、体に歪みが生じるのです。
鏡の前で横を向いて立ってみましょう。骨盤が後ろに傾いているのがわかると思います。
骨盤が左右に傾いている歪み
骨盤が左右どちらか一方に傾いていると、肩の高さが違ったり、脚の長さが違うなど、体全体の歪みにつながります。
体の歪みによる症状
体の歪みの種類と原因を説明しましたが、体の歪みがあると、どのような影響があるのでしょうか?
- 腰痛
- 肩こり
- 首のコリ
- 頭痛
- 眼精疲労
- 股関節痛
- 膝の痛み
- 内臓下垂
- O脚
これらが体の歪みによる症状です。このほかに、基礎代謝が低下して太りやすくなりますし、むくみやすくなるので太って見えます。
また、体が歪んでいる人は、頚椎に負担をかけています。
頚椎は自律神経が通る部位なので、さらに自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経は身体のバランスを整え、正常に保つために重要な役割を果たしていますので、自律神経のバランスが乱れると、自律神経失調症になり、体調不良になりやすくなります。
さらに、情緒不安定になるなど、精神面にも影響を与えるのです。うつ病や不安障害は、自律神経の乱れが関係しているとも言われています。
体の歪みチェック方法
足踏みチェック
目を閉じて、その場で足踏みをするだけで、体の歪みがあるのかどうかがわかります。
- 床に目印を作る
- 目印の上に立って、目を閉じる
- その場で50回足踏み
- 50回足踏みをしたら、目を開けて、目印とどのくらいずれているかを確認する
目印から大きくずれているほど、体が歪んでいるという証拠になります。
結果の目安としては
- 右に進んだ……右肩が下がっており右側にずれている
- 左へ進んだ……左肩が下がっており、左肩にずれている
- 前に進んだ……猫背。前側にずれている
- 後ろに進んだ……猫背。後ろ側にずれている
仰向けで足の開きチェック
仰向けになるだけでも、体の歪みをチェックすることができます。
- 仰向けに寝る
- 脚を伸ばして踵をつけて、足先を揃える
- 力を抜く
- 足先の開き具合をチェックする
足先が左右のバランスよく90度程度に開いた場合は、体が歪んでいない証拠です。
左右の足どちらかが大きく開いてしまったという場合は体が歪んでいると思います。
歪みの原因座り方
人は自然といつも同じほうに重心が偏るため自然と骨や筋肉もその体勢を受け入れるように変形していってしまいます。
足を組んだりすると歪んでしまします。
使う手が同じ
荷物を肩にかける、寝るときに下になる方、利き手を使いすぎるなど人それぞれクセがあり毎回左右のどちらか一方に負担がかかってしまい歪んでいきます。
筋力の低下
筋力が低下することで骨を支える力が弱まり次第に歪んでいきます。
腰が曲がるように骨盤も曲がります。
毎日同じ作業
毎日同じ作業を行うことで左右の筋肉の使い方が偏り、同じ体勢でいることで体は歪んでしまいます。
体の歪みの改善方法
ヨガで体の歪みを改善・矯正する
ヨガのポーズを通して身体の動きを左右均等に、動きをリセットする時間を作っていくこと体の歪みを改善します。
ヨガのポーズは左右行いますので、どちらか一方に歪んでいる場合は、それを少しずつ改善していくことができるのです。
また、体の歪みだけでなく、自律神経を整え、全身の筋肉を使いますので、運動不足気味の人におすすめです。
整体院で体の歪みを改善・強制する
専門家にしっかりと矯正してもらうと、体の歪みを早く治すことができます。
マッサージも兼ねているので気持ちいいですよ。
生活習慣を見直す
体の歪みになる行動は止めましょう。
どうしても止められないときは最初の1週間だけ何とか我慢してください。
そうすれば、徐々に脚を組まないことに慣れてきて、違和感がなくなり、体の歪みも改善していくはずです。
体の歪み改善運動
骨盤回し
足を肩幅に広げ、手を腰にしましょう。
骨盤を意識しましょう。
おしりあげ運動
膝は90度で仰向けになり、膝から肩までのラインが 一直線になるまでお尻を上げ2~3秒キープです。
10回を目標に2セット行いましょう
おしり歩き
長座の状態でお尻を片方ずつ前に出し進みます。
10歩進んで次は10歩下がるを1回3分2~3セットを目安にやってみてください。
膝倒し
- 仰向けに寝て膝を立てる
- 両手を開く
- 膝をゆっくり左右に倒す(左右10回ずつ)
- 両腕を上にあげて、手を組む
- この状態で膝をゆっくり左右に倒す(左右10回ずつ)
- 片方の腕を胸の上で伸ばして、それをもう片方の腕で肘を曲げてホールドする
- この状態で膝をゆっくり左右に倒す(左右10回ずつ)