【簡単なダイエット】食欲を色で抑える方法
食欲を抑える色
色は視覚に刺激を与えます。
赤は情熱的な気持ちにさせ、青は爽やかな気持ちにさせます。
色は食欲にも関係があります。
- お皿をこの色にしたら食欲が無くなる
- 量は少ないけどおいしそうに見える
など
様々な効果があります。
ではどんな色がこのような影響を与えるのか見てみましょう。
コンビニ弁当のパッケージ篇
このような論文があります。
コンビニ弁当のパッケージ色が喫食者の心理に及ぼす影響
~ 橙・赤・緑・青および無彩色の場合 ~
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsaj/42/3+/42_188/_pdf/-char/ja
内容
食欲が増す色について
コンビニ弁当のパッケージで研究されている。
結果
上に行くほど食欲無くなる、下は食欲がます。
赤や青は食欲を減らし、黒が一番食欲が増します。
底が赤色は多いですよね。
早めに一部分の底を掘って、赤色を見ながら食べると食欲が止まると思います。
おいしく見せる照明
このような論文があります。
パンをおいしく見せる照明環境の構築
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsaj/41/6+/41_64/_pdf/-char/ja
内容
パンがおいしそうに見える光の加減を研究しています。
結果
球色や昼白色の照明と同じ色温度を維持したまま、低波長域をあまり含まない白色光を生成します。
すると、現在市販されている照明よりパンがよりおいしく見える照明が作れると考えられる
まとめ
明るめが良い。
薄暗い中食べるより、電気をつけて明るいところで食べるとおいしく感じます。
若干暗めならおいしく感じないので、あまり食べない気がします。
味覚から連想する色
このような論文があります。
味覚から連想する色について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajscs/29/0/29_131/_pdf/-char/ja
結果
甘味では赤紫が最も高く、いちごやももがイメージされた。
塩味では白が最も高く、塩がイメージされる。
酸味では黄でレモンを、
苦味では茶色でコーヒーを
うま味ではオレンジでかつおぶしを,辛味では赤で唐辛子を,
食欲が増す色では赤でトマトやいちごを,食欲が低下する色では青で食品のイメージはなしでした。
まとめ
味覚を連想する色があるということは
お皿の色によって、食べ物の味が増すことを指します。
レモンと聞いて口が酸っぱくなるのと同じ現象です。
食べる物をと同じ色にすると味が濃くなったような気がして、お腹を満たしてくれると思います。
小皿の色とフルーツの組み合わせ
このような論文があります。
小皿の絵柄の色がフルーツのおいしさに与える影響
-青色以外の単色絵付け焼成皿との比較-
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kasei/70/0/70_148/_pdf/-char/ja
内容
ぶどう・いちご・キウイ・みかんを盛り付けます。
そして小皿の色との組み合わせからおいしさに与える影響を探ります。
結果
全体の傾向として青と白が評価高い
キウイと赤、いちごと緑は相性最悪。
どうしても食べすぎてしまう方には色を意識しましょう。
緑と赤の組み合わせは食欲減退に効果ありです。
染付小皿の種類が食欲に与える影響
こんな論文があります。
和食において染付の小皿の部分柄数や青枠の有無が食欲に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej/68/3/68_113/_pdf/-char/ja
結果
青枠があるとキレイになり、部分柄が絵柄に二個あると好まれます。
食べ物を盛り付けたときに青色の割合は20~30だと最もおいしそうに見えます。
総柄と部分柄を見比べると部分柄が食欲を増します。
まとめ
お皿の柄や盛り付け方も影響があります。
そして、少し見栄えが悪い方ほうが食欲は減ります。
電子レンジ対応トレーの色および絵柄が魚介類の購入意欲および食欲に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajscs/29/0/29_198/_pdf/-char/ja
内容
電子レンジ対応のトレーに魚介類と味付けタレを入れ、そのままレンジで温めるだけで料理が完成するものがある。
そのトレーの色を比較します。
結果
あさり、鮭では喫食時において,食品自体の彩度が低いため、料理を引き立てる絵柄のトレーの評価が高かった。
トレーの色の全体を見ると,購入時には食材の温度を低く見せるトレーがよく,喫食時には食材を温かそうに見せる色が食欲を増進させる傾向が見られた。
温かみを出す色のお皿は食欲をそそります。
漬物を小皿に乗せたときの絵柄
小皿の絵柄の色が漬物のおいしさに与える影響―青色以外の単色絵付け焼成皿との比較―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kasei/69/0/69_144/_pdf/-char/ja
結果
全体の傾向としては、青皿と白皿の評価が高かった.
皿と食材の組み合わせが同系色(大根と白皿,しば漬けと赤皿,野沢菜と緑皿)
または、皿と食材の組み合わせが補色関係(しば漬けと緑皿、野沢菜と赤皿)であると評点が低くなる傾向が見られました。
青色の絵柄皿は他の色の絵柄皿及び絵柄のない白色の皿と比較しても、多くの料理と相性が良く、食欲を増進させる皿であることが改めて分かった。
全てが青色のお皿は食欲を減らしますが、絵柄だと食欲を増します。
まとめ
- 赤や青は食欲を減らし、黒が一番食欲が増します
- 全体的な明るさとして、若干暗めならおいしく感じないので、あまり食べない気がします
- 食べる物と同じ色にすると味が濃くなったような気がし、お腹を満たしてくれます
- 緑と赤の組み合わせは食欲減退に効果あり
- お皿の柄や盛り付け方も影響があります
- 少し見栄えが悪いと食欲は減ります
- 温かみを出す色のお皿は食欲をそそります
- 全てが青色のお皿は食欲を減らしますが、絵柄だと食欲を増します
色によっても食欲は抑えられます。
食べたいものと意図的に組み合わせましょう。