あなたは損をしている?NTT代理店営業のしつこい勧誘の断り方
はじめに
どうもまさしんです。
代理店の勧誘のやり方と対処方法について説明したいと思います。
代理店の勧誘について、以前から政府から注意されています。
光コラボレーション代理店が行政指導を受けたと総務省が発表
https://www.ntt-east.co.jp/info/detail/151207_01.html
ここに記載されているように行き過ぎた勧誘が指導を受けました。
しかし、未だにしつこい勧誘は続いています。
皆さんもこの勧誘に騙されないようにして頂ければと思います。
そして、勧誘について説明する前にまず光コラボレーションについて知らなければなりません。
光コラボレーションとは
光コラボレーションとはNTT(フレッツ光)→消費者からNTT→事業者→消費者になったことです。
こちらの図が分かりやすいと思います。
参照:光コラボレーション比較http://www.hikari-collaboration.jp/about/
NTTが直接お客様に回線を販売するのではなく、
NTTから光コラボレーション事業者に回線を売り、
それらの事業者がお客様に回線を売るシステムです。
光コラボレーションのメリット
事業者が光ファイバーサービスと自社のサービスを組み合わせることにより、
これまでになかったサービスを提供できるようになります。
ユーザーにとっては、多様なプランの中で自分に合ったプランを選択できるようになります。
各キャリアのスマホ割は光コラボレーションによって提供することが可能になりました。
転用とは?
「フレッツ光」を利用していた人が、「フレッツ光」を解約し、「光コラボ」を新たに契約するときに、新たに工事等を実施せずにユーザーの契約先を「NTT」から「光コラボレーション事業者」に変更することです。
勧誘のやり方について
光コラボレーション事業者の電話や訪問勧誘がしつこい理由
光コラボレーションの勧誘は、NTTや光コラボレーション事業者ではなく委託された代理店が行っていることがほとんどです。
そのため、事業者がしつこく勧誘しても、事業者の評判には影響ありません。
これがしつこい理由です。
実際の手口
このようにかかってきます。
①非通知か0120からかかってきます。
②自分の会社名を名乗らず、NTTの担当者を装います。
まるでNTTの担当者のように電話をかけてきて、料金が安くしますと言い「転用」の手続きをします。
③NTTの光回線が高速化した事など今より便利で安くなることを言います。
「プロバイダーはいらなくなる」「メールはそのまま使える」など嘘、でまかせを言ってメリットを刷り込もうとする。
④責任者から改めて電話をすると言います。
数時間後or後日
⑤プロバイダ契約に関しての注意事項やプラン案内をします。
⑥転用許諾番号を聞いて、遠隔操作して終了です。
これだけでプロバイダが変わり、全然知らない光コラボレーションに契約してしまいます。
そしていざ転用しようとすると元に戻せないためトラブルになってしまいます。
よくあるキャッチコピー
キャッシュバックが高額である
数万円のキャッシュバックを武器にしてくるような勧誘は、要警戒です。
これは内容をよく見てみると条件が厳しかったり、不要なオプションを付けられてしまったりします。
また転用後数ヶ月たっても振り込まれず、代理店が消滅したなんてことも。
しかししっかりした代理店だと高額のキャッシュバックキャンペーンを受けることも可能です。
自分で情報収集することをおすすめします。
フレッツ光から転用の方は工事費が無料
フレッツ光から光コラボレーションへの転用は既存の回線を利用しているので工事費がかかりません。
それをただ大々的に宣伝しているだけのテクニックです。
現在のままで使用可能です。
これはただ光回線が変わらないだけです。
光コラボレーションは、光回線とプロバイダがセットになっているため、フレッツ光から転用するとプロバイダを解約しなければなりません。
新たなプロバイダを契約するとメールアドレスなども変わってしまいます。
さらに、回線速度も変わるかもしれません。
これを見て分かるように、まったくそのままではありません。
毎月の料金が下がる
光コラボレーションの売りは、回線とプロバイダーが一緒なのでその分フレッツ光よりも安いです。
これはさまざまな事業者によってセット割などがあるので、使用している携帯や戸建てかマンション化などご自身の環境によって変わります。
言われるがままではなく、しっかり確認しましょう。
無意味な機材接続で高速化を謳う
「既存のルーターに拡張機器を設置することで、制限のかかっている通信速度をあげることができる」と言ってきます。
しかしこれは嘘で、通信速度は上がりません。
通信速度という、数値化することが難しいところを狙ってきます。
無駄なお金を使わないようにしましょう。
このように光コラボレーションの事業者が勧誘に使う文言は使用者側の良いように言ってきます。
そして改めて調べてみると、当たり前のことだったり、損する内容になっています。
本当に自分にとってお得かどうかは自分で調べる必要があります。
光コラボレーション勧誘の対処方法
光コラボレーションの勧誘は、メリットばかり並べ立てデメリットはほとんど伝えてくれない
口頭だと理解したつもりでも聞き逃していることも多々あります。
ですので転用したいと思った方は改めてこちらから連絡すればいいのです。
とりあえず電話を切って、自分でホームページを調べたり、改めて自分から連絡すればいいのです。
具体的に決めておくこと
①電話での営業に流されない
②家族の代表者を決めておく
③非通知発信の受信拒否をする
④即時に契約をしない
覚えていてほしいのは NTTと契約をしているのであれば、重要事項は必ず書面で郵送をしてきます。
普通の会社は、相手を確認しないでいきなりの電話を致しません。
最悪これだけ覚えておいて
色々書いてきましたが
これだけ覚えておけば大丈夫です。
代理店は利用されるのではなく、利用するもの
何かと勧誘のトラブルが問題になることが多い光コラボレーションですが、
利用者側がきちんと理解したうえで事業者や代理店を選んで転用すれば、
お得になることがほとんどです。
利用されるのではなく、利用しましょう。
代理店を装って転用承認番号
話を進めてきたら間違いなく「転用許諾番号」を教えてくださいといいだします。
NTTも以下のような注意勧告を出していました。
フレッツ光をご利用中のお客様に対して、
光コラボレーション事業者の提供する光アクセスサービスへの切り替えや『転用承諾番号』の取得を、NTT東日本よりお願いすることはありません。
聞かれても言わないようにしましょう。
これは言わないで
転用承諾番号をもらうためにはこのような情報が必要になります。
①ご契約者様名前
②ひかり電話番号またはご契約者様の連絡先電話番号
③お客さまID
④フレッツ光ご利用住所と支払い方法
これさえ聞き出せれば、業者の方で転用手続きが完了してしまうのです。
逆にこれさえ言わなければ、変わりません。
電話がかかってきても、冷静に対処しましょう。
以上が注意すべき点です。
いきなりかかってきた電話で契約しても良いことがあありません。
一つの情報ととらえ、ご自分でも調べることをおすすめします。
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