【簡単に痩せる】白米のカロリーを下げる。冷や飯食いダイエット
冷や飯食い
白飯のカロリーが半分になったらなと思ったことはありませんか?
ダイエット中で玄米や五穀米に変えてみたけど、やっぱり白飯が食べたいという方は多いと思います。
実は白飯のカロリーを半分にする方法があるのです。
それは「冷や飯食い」です。
昔から言われる「冷や飯食わされた」の「冷や飯」です!
実はこの「冷や飯」にはダイエットや美容に役立つ効果が大量にあったのです。
今回は「冷や飯」にどんな効果があるのかを紹介したいと思います。
冷や飯ダイエット
このような論文があります。
摂取する米飯の温度が血糖値および満腹感に与える影響
http://libir-bw.bss.ac.jp/jspui/bitstream/10693/2431/1/156%20%E5%B7%9D%E8%A5%BF.pdf
実験内容
温飯と冷飯を食べてもらい、血糖値の変化を調査した。
冷や飯は血糖値の上昇を緩やかにする
結果
冷や飯の方が血糖値の上昇が緩やか。
その理由としてはでんぷんの一部が消化されずに大腸に運ばれることが明らかになっており、その成分のレジスタントスターチ(RS)は小腸で消化抵抗性を示す。
これからも分かるように
冷や飯は血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
冷や飯が痩せる理由について説明します。
冷や飯で痩せる
でんぷんの一部が消化されない
一度冷やすことででんぷんの2~10%が消化・吸収されずに小腸を通り過ぎます。
このことをレジスタンススターチ(RS)と呼びます。
「でんぷんの老化」とも言われますが、食物繊維と同様の働きをします。
すなわち、ご飯を食べながら野菜と摂っていることになります。
そう考えると凄いですよね。
噛んで食べる
冷やすことによりご飯が固くなるので、必然的に噛む回数が増えます。
すると、ご飯を食べながらカロリーを消費してくれます。
これはDITと呼ばれています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
↓
時間を掛けて食べることでゆっくりと消化されていきます。
これにより腹持ちがよく、空腹感が薄れて、間食を抑えられます。
また、満腹中枢も上がるので、少ない量でお腹いっぱいになります。
冷や飯の効果
カロリー摂取の抑える
でんぷんは1gあたり4kcalですが、RSに変わると半分の2kcalになります。
ご飯一杯食べても、半分のカロリーにしかなりません。
どうしても食べたいおかずがある方は冷や飯で我慢するとカロリー摂取を抑えられます。
冷や飯は便秘解消
これはRSに食物繊維が含まれていることが大きな理由です。
食物繊維が便に水分を与え、腸内を刺激し、排便までの時間を短縮する効果があります。
血中コレステロールや血糖値の上昇を抑える
食べ物を食べると人間は血糖値が上昇します。
すると血糖値が上がりすぎないようにするためにインスリンが分泌されます。
このインスリンはエネルギーとして使われなかった糖を中性脂肪に変えてしまいます。これが結果的に太る原因となります。
しかし、RSは栄養の消化・吸収が少ないため、血糖値が急激に上昇しません。
勝手にダイエットしてくれている状態になります。
肌に良い
通常、でんぷんは消化酵素によって糖に変えられますが、糖が余ってしまうと体内のタンパク質と結びつき、肌を汚くしてしまいます。
しかしRSはたんぱく質と結びつくことがない、でんぷんと言われています。
これにより肌がきれいに保たれるでしょう。
他にもあるレジスタトスターチ
ごはんなどの穀粒の他に、豆類、じゃがいもやさつまいも、自然薯などにもレジスタントスターチがあります。
特に豆類は、特別な調理をしなくてもRSが含まれています。
そして加熱や冷却をすると、よりRSが増加する傾向にあります。
「ご飯は温かいものがいい」という方には煮豆をおすすめしています。
まとめ
冷や飯の良い点はたくさんあります。
糖質制限をされている方にとっては大きな味方になると考えます。
昼食を温めたお弁当から自作のおにぎりに変えてみるだけでも大きく変わりますよ。
飽きたら冷や飯チャーハンや冷や飯リゾットもおすすめです。
早く簡単に痩せたい人は実践してみる価値があると思います。